オルフェーヴルのラストラン、引退式を見るために中山競馬場まで遠征しました。
前日入りし、中山大障害の観戦と撮影ポイントの下見を終えると、場外にはすでに長い列。
朝の6時頃に列整理が始まり、7時半開門。
開門と同時に押し出されるように前日に狙いを定めていた4コーナー付近へと向かいました。
既に別の門に並んでいたグループでラチ沿いはほぼ埋まっていましたが、
僅かに空いていたスペースをなんとか確保。

今年の有馬記念は特に入場者が多かったようで、
ディープインパクトの引退時を超える12万人が入ったようです。
7R以降は敷物の撤去が始まり、人が前へと押し寄せ、身動きの出来ない状態に。

そして、有馬記念のスタート。
ルルーシュ、カレンミロティック、ダノンバラードが先陣を切り、
オルフェーヴル、ゴールドシップは後方に控えます。
2周目、向こう正面から最終コーナーにかけて一気に馬群が凝縮、
その中から、オルフェーヴル一頭が次元の違う脚で捲り、4角で先頭に。
そこからもう後続は引き離されるばかり、クラシック時のライバル、ウインバリアシオンも2着が精一杯。
8馬身差の有馬記念制覇でした。

全レースを終えると、18時からオルフェーヴルの引退式が行われました。
太陽は沈み、暗闇の中、スタンドの光に照らされ金色の馬体は輝いていました。
やはりこの馬の背中には池添謙一騎手が似合いますね。
いずれはこの馬の産駒で、凱旋門賞制覇を期待したいです。

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