レース回顧
今回初めて園田競馬場に出向いてみました。地方競馬場自体初めてでしたので正直中央競馬に比べると少し寂れた感じを思い浮かべていたのですが、2017年から耐震化・リニューアル改修を進めているようで、とても清潔感のある綺麗な印象を受けました。
競馬場は地方競馬らしく小さめのコースでダートのみですが、その分馬との距離も近くダートならではの迫力のあるレースを肌で感じられました。
そしてレースですが、単勝1.4倍に支持された岩田騎手騎乗のテーオーエナジーが5馬身差の圧勝。2着には浜中騎手騎乗のビッグスモーキー、3着にはミルコ・デムーロ騎手騎乗のキャベンディッシュが入りました。
結局今年もJRA勢が上位を独占する形になりましたが、もともと兵庫県競馬所属の岩田騎手の優勝ということで園田競馬の常連の方や関係者の方は嬉しそうでした。
これで岩田騎手は4日前の天皇賞に引き続いての重賞制覇となりました。また出馬表を見ていてたまたま気付いたのですが、前々走レインボーラインが勝利した3/18阪神大賞典の日にテーオーエナジーも阪神競馬場で勝利していました。同日に岩田騎手が勝利した2頭が連続で重賞勝利と、好調な騎手はこういった馬の巡り合わせもあるんですね。
撮影レポート
今回レンズは「EF 70-200mm F2.8L IS II USM」と1.4×テレコンを持って行きましたが、結局テレコンを使用せず200mmで撮影しました。
中央競馬でダートレースを撮影する場合は芝コースのさらに奥にダートコースが設置されているので400mm程度必要となるのですが、地方競馬はすぐ目の前にダートコースがあるため200mmの焦点距離で迫力のある写真が十分撮影可能です。ラチもそれほど高くなく、そのまま馬の全身を捉えることができました。
写真撮影の面で言えば園田競馬場はかなり撮影しやすいと思います。砂を巻き上げる迫力のある画も間近で撮影できますし、返し馬の時には観客の目の前まで来てくれました。
M.デムーロ騎手も初めてこんな間近で見ることができました。ゴーグル越しで分かりませんがもしかするとこちらのカメラを向いてくれていたのかもしれません。ありがとうございます。
中央競馬場は全国に10か所、地方競馬場は全国に15か所もあります。時間はかかるかもしれませんが、いつか全場制覇できるようこれからも全国の競馬場に足を運んでみたいと思います。