レース回顧
2歳GIの朝日杯フューチュリティステークス。前週の阪神ジュベナイルフィリーズではダノンファンタジーが優勝しましたが、そのダノンファンタジーを新馬戦で2馬身差を付けて破ったグランアレグリアが今回のレースに紅一点で出走し、1番人気となりました。
前走のサウジアラビアロイヤルCでは出遅れてしまったグランアレグリアでしたが、今回は綺麗なスタートを決め好位のポジションへ。そして2番人気のアドマイヤマーズはこれを見る形ですぐ後ろに付けました。
4コーナーで各馬の手綱が動き始めますが、いち早く先頭に躍り出たのがアドマイヤマーズでした。グランアレグリアに並ぶ間もなく一気に先頭へ。そのまま9番人気の伏兵クリノガウディーの追い上げも振り切り見事勝利を果たしました。
これでアドマイヤマーズはデビューから無傷の4連勝。来年のクラシック主役候補となるのは間違いないでしょう。
撮影レポート
阪神競馬場では初めてフルサイズの6D MarkIIとEF400mm F5.6という組み合わせで臨みました。途中雨もパラパラと降り、レインコートとレンズ用のレインカバーを付けて撮影することに。
ただ6D MarkIIは高感度の画質に定評があり、今回は薄暗い中ISO2000程度で撮影しましたが、ノイズ等ほとんど見られず納得のいく画質が得られました。
今回レンズは単焦点手振れ補正無しのEF400mm F5.6を使用しました。今まで7D MarkII+EF70-200mm F2.8 ISの組み合わせの時には手ブレ補正が付いていたのでシャッター速度を1/800程度にしてもある程度ブレのない写真が撮影できていましたが、やはり手振れ補正がないともう少しシャッター速度を上げないとブレが出てしまいますね。私の技術不足かもしれませんが…。今回の朝日杯は1/1000で撮影しましたがそれでも中にはブレている写真が結構ありました。感度を下げて撮影できる好天の日であれば、もう少しシャッター速度を上げて撮っても良さそうです。
今年最後の撮影予定は有馬記念です。オルフェーヴルの引退レース以来の中山競馬場への現地参戦。もう一度撮影ポイント等確認するため前日現地に行って偵察しようかなと思っています。レイデオロ、キセキ、そしてオジュウチョウサン。その他の馬も名馬ばかりのまさにグランプリ。平成最後の有馬記念を堪能してきます。