レース回顧
2019年の京都記念は6番人気までがオッズ一桁台と混戦模様でした。
チャレンジC3着、中山金杯2着と徐々に調子を上げてきている1番人気ステイフーリッシュが勝つのか、ダービー馬マカヒキが復活するのかといった様々な思惑の中レースがスタート。
初めて逃げの手に出た和田騎手鞍上のタイムフライヤーと、スムーズにスタートを決めた松若騎手鞍上のダンビュライトが先団を引っ張る形に。3コーナーあたりでブラックバゴが早めに仕掛けて先頭へ。直線に入ると、内からパフォーマプロミス、外からステイフーリッシュとダンビュライトが追い上げ、さらに後方からマカヒキが猛然と追い込んでくる熾烈なたたき合い。最後はクビ差抜け出した6番人気のダンビュライトが見事優勝を決めました。
ダンビュライトは昨年の天皇賞秋で戸崎圭太騎手を振り落とし放馬して除外、チャレンジCでは出遅れからの6着と苦難が続いていました。そして今回松若風馬騎手に乗り替わったのが功を奏し、なんとコンビでは3戦全勝という相性の良さを見せつけてくれました。
今年5歳のダンビュライト、2着に入った4歳のステイフーリッシュ、そして3着の6歳馬マカヒキとともに今年のGI戦線を盛り上げてくれそうです。
撮影レポート
今回は「EOS 6D Mark II」+「EF 400mm F5.6L USM」というセッティングで撮影に臨みました。撮影ポイントはゴール板前のスタンド付近。
GIに比べるとスタンドも空いており、比較的に自由に撮影することができました。ただ、雪もちらつく状況でしたので、スタンドでの待機は非常に寒かったです。この時期はマフラー、手袋、カイロなどを常備して万全の対策で臨むことをおすすめします。
最近4コーナー付近からよく撮影を行っており、なかなか勝ち馬を撮影できていなかったので、今回はゴール板前という万全のポジションを選択しました。結果無事勝ち馬も撮影でき、馬場から戻ってくる松若騎手の表情も撮影できました。ただフルサイズセンサー+400mmレンズでは少し焦点距離が短かったので、次回からはAPS-Cの「EOS 7D MarkII」にしようと思います。
なんとなく自分の中で競馬場、撮影ポイント、カメラ、焦点距離の選択が固まってきました。また時間があるときに撮影講座【場所編】の方にも反映していきたいと思います。
以上、京都記念の撮影レポートでした。