【機材評価】競馬写真向けおすすめ望遠単焦点レンズ(サンニッパ、ヨンニッパ)

競馬写真におすすめの望遠単焦点レンズをご紹介します。

おそらく最高の競馬写真を求めて最終的にたどり着くのがこれらのレンズになると思われます。デメリットはズームができないこと、そして値段が高いこと。これに尽きます。しかしそれらを凌駕する圧倒的な高画質が単焦点レンズ最大のメリットです。

ここまで画質を求めるとなるとやはりカメラもフルサイズ機を使用したくなると思います。その場合は300mmなら1.4倍テレコンを付けて、400mmならそのままでという使い方がおすすめです。

それでは順にご紹介していきます。

キヤノン(Canon) EF300mm F2.8L IS II USM

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キヤノン 2010-12-31

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発売日: 2011年08月31日　参考価格: 606,035円

【画質評価】

キヤノンユーザで競馬写真を始めた方のゴールではないかと思われるレンズがこの「EF300mm F2.8L IS II USM」。いわゆる”サンニッパ”と呼ばれるレンズです。値段が値段なのは仕方ありません。それでも競馬場に行くとこのレンズを使用している方は結構多いです。特にゴール前付近などのベストポジションに集まっていますね。それだけ競馬写真に熱心な方が使用しているレンズということになります。

単焦点レンズに省かれがちな手振れ補正が付いているのも競馬写真を撮る上でメリットですね。

なかなか気軽に買えるレンズではありませんが、画質はズームレンズに比べれば一目瞭然。買ってしまえば一生モノのレンズとなるのは間違いないでしょう。

シグマ(SIGMA) APO 300mm F2.8 EX DG HSM

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シグマ 2005-05-30

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発売日: 2005年05月27日　参考価格: 262,000円

【画質評価】

純正以外にサンニッパレンズがないかと探していましたが、サードパーティ製ではこのレンズくらいしか見当たりませんでした。約１５年近く前のレンズになりますが一応現行レンズとして販売されており、新品でも手に入れることが可能です。光学性能は純正に比べるとさすがに見劣りする部分はありますが十分高画質な撮影が可能です。手振れ補正は付いていません。

サンニッパにこだわりがなければ別記事でご紹介している「シグマ(SIGMA) 120-300mm F2.8 DG OS HSM Sports」を選択される方が良いかと思います。値段も変わりませんし、最短120mmから撮影できるのでパドック写真にも対応でき汎用性は高いです。

キヤノン(Canon) EF400mm F2.8L IS II USM

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キヤノン 2010-12-31

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発売日: 2011年08月31日　参考価格: 960,000円

【画質評価】

こちらはいわゆる”ヨンニッパ”レンズです。競馬と言わずさらに望遠性能が必要な野鳥用レンズとしても人気が高いレンズです。もちろん値段もサンニッパよりさらに…。重量も3,850gとかなり重めですが、旧型は5370gあったのでかなり軽量化はされています。手振れ補正付きでなおかつこれくらいの重さが手持ちの限界のようにも思えます。

ここまでの機材を持っていると競馬写真家の中でも一目置かれるような存在になれるのではないでしょうか。競馬写真用レンズの本当の終着点はこのレンズかもしれません。

キヤノン(Canon) EF400mm F4 DO IS II USM

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キヤノン 2014-11-28

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発売日: 2014年11月28日　参考価格: 700,000円

【画質評価】

サンニッパやヨンニッパの影に隠れているのがこのレンズです。Lの冠はついていないものの非常に高画質で、重量も2,100gと取り回しがしやすそうです。もちろん手振れ補正も付いています。なぜこんなに売れていないのかが不思議ですね。やはりこの金額を出すのであればサンニッパやヨンニッパに流れてしまうのでしょうか。

実は何年後かに中古で安く出回ることがあれば狙ってみようかなと個人的に思っているレンズです。競馬でいうところの”穴馬”レンズですね。

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