広尾サラブレッド倶楽部 2018年産駒特別募集

広尾サラブレッド倶楽部の設立記念日、3月3日20時より2018年産駒の特別募集が開始される予定です。
募集馬は1頭、ウェルシュステラの2018(父グランプリボス)。

母ウェルシュステラは重賞馬ステラリードの他、ゴッドフロアーやレトロクラシックなど、活躍馬を輩出してきた名繁殖牝馬です。
そのラストクラップが本馬となります。

この記事では、その特別募集馬について考察をしていますので、出資のご参考にして頂ければ幸いです。

募集馬評価

ウェルシュステラの2018(

■1歳馬募集 ※3月3日20時より募集開始

グランプリボス
母 (母父) ウェルシュステラ (Zafonic)
生年月日 2018年05月01日
募集価格 300万円(1口3,000円/1000口募集)
調教師 栗東 小崎憲
生産者 木村秀則
  • 評価

まず注目したいのが300万円(1口当たり3,000円)という破格の募集価格。

2016年産駒であるスパーブアゲイン(父ジャスタウェイ:当時種付け料350万円)が3,400万円、2015年産駒シーザライト(父ルーラーシップ:当時種付け料250万円)が2,400万円ですが、グランプリボスの種付け料が70万円というのを差し引いても圧倒的な価格差です。
正直1,500万円~2,000万円くらいを予想していたので本当に驚きました。
育成費を考えるとおそらく赤字でしょう。

個人的な推測ですが、出来が悪い為この価格にしたという訳ではなく、広尾サラブレッド倶楽部の宣伝的な意味合いも含めて注目を集めるような募集価格にしたのだろうと思っています。
募集開始日の3月3日が広尾サラブレッド倶楽部の設立記念日ですしね。

そして本題の募集馬の評価ですが、グランプリボス産駒自体が中央でデビューから100連敗という不名誉な記録を打ち立ててしまったのは記憶に新しいです。
唯一勝利したのがダート1200m戦で、その他の産駒についてもダートで結果を残している割合が多いようです。
今回の募集馬については、母ウェルシュステラの産駒の傾向から芝馬をイメージしがちですが、母自体ダートで2勝をあげていることから、産駒もダートでの適正があるのではと思っています。

ちなみに公式サイトの木村牧場担当者の方のコメントを見ると、

本馬には、重賞を制した姉ステラリードのスピードやキレ、そして仕上がりの早さ、そのあたりを受け継いでいて欲しいですし、実際、芝のスピード競馬をイメージさせるタイプのように思います。

とあるように、動き的には芝をイメージしているようです。
実際どちらに適性があるかはデビューしてからのお楽しみですね。

そして今回母のラストクロップということですが、母19歳という高齢での産駒に不安に思っている方も多いと思います。
この点については、空胎明けの場合は度外視しても良いのではと個人的に考えています。

高齢母からは体質の弱い馬が生まれがちというイメージがありますが、例えばダービー馬キズナは母20歳時の産駒です。
このキズナの母キャットクイルは2008年、2009年と不受胎で、この2年間の空胎を経て胎内がフレッシュな状態で産んだ待望の産駒がキズナでした。

また、この傾向は特に牡馬に多いようです。

空胎明けも重要。
若い繁殖牝馬に、不受胎などで贅沢な空胎がもうけられると、しばしば翌年すばらしい牡駒が出る。空胎明け3番仔はアドマイヤドン、二冠馬エアシャカール、シックスセンスにトライアンフマーチ、アドマイヤオーラ、マイル路線ではイーグルカフェにクロフネ、ブラックシェル。空胎明け4番仔はキンシャサノキセキに変則二冠馬ディープスカイ。
しかも、牡駒では空胎明けやその後数年の少連産以内であれば、高産次・高齢の母からでも大物が出る傾向があり、6番仔以降がG1連対馬の34%を占める(図2)。テイエムオペラオーやダイワメジャーは空胎明け7番仔、ネオユニヴァースは不受胎空胎明け3連産目の10番仔、タケミカヅチは流産と不受胎による2年空胎明け2連産目の12番仔だった。

よって、本馬もキズナと同様、空胎を経て産まれた待望の牡馬ですので、母高齢というのは気にせずむしろ期待しても良いのではないでしょうか。
私の中で考えている出資基準でもこの点は重視しています。

まとめ

母高齢馬、父のグランプリボスが不振という点が不安視されていますが、母高齢については上記の理由で個人的には度外視可能。

グランプリボス産駒もダートを中心に勝ち上がりそうな馬が増えてきていますので、300万円という募集価格なら馬代くらいはすぐに回収できるのではと思います。
もちろん維持費は他馬同様、この馬については1/1000口募集なので1口あたり月600円がかかります。
あまりに安い募集価格ですので思わず複数口出資してしまいそうになりますが、維持費については頭に入れておく必要があります。

まだ募集開始まで時間はありますが、じっくり考えて出資を検討したいところですね。
何度も言いますが募集価格については本当に破格だと思います。

【追記】グランプリボス産駒の2頭勝ち上がりをうけて

3月2日(土)・3日(日)にグランプリボス産駒が計9頭出走し、2頭勝ち上がり(未勝利戦)、2着1回(未勝利戦)、4着1回(新馬戦)と好成績を収めました。

勝ち上がった2頭は、モズベイビーがダート1000m、グランプリワンがダート1400mといずれも短いダート戦。

未勝利戦2着のアイヅリュウコはダート1800m。新馬戦4着のアシャカホンマルはダート1200mでした。

上でも書きましたが、この結果を見るとやはりグランプリボス産駒は短いダート戦での活躍が期待できそうです。

となると短い間隔で数を使えそうなので、愛馬が出走する機会を楽しむという意味では良いかもしれません。実際に今週勝ち上がったグランプリワンも2018年9月にデビューし、2019年3月に7走目での勝ち上がりなので、レース経験が実を結んだパターンでしょう。

1走できれば掲示板に載らずともある程度の維持費は回収できるので、スリーアウト制に気を付けつつじっくり走ってもらえれば長く楽しめそうですね。

  • その他の募集馬評価

2018年度に募集された全馬の募集馬評価もしていますので、まだご覧になってない方は是非こちらもどうぞ。

 

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