レース回顧

2019年の阪急杯は上位4頭が人気を分け合い、それら各馬が4~6倍と混戦が予想されました。
1番人気に推されたのは福永騎手鞍上のミスターメロディ。
前走の阪神Cでダイアナヘイローに敗れたものの、今回は逆転可能と評され1番人気に。
2番人気は横山騎手鞍上のロジクライ。3番人気には武豊騎手鞍上のダイアナヘイロー。

レースはダイアナヘイローが前走同様逃げ切りを狙うところにラインスピリットやレッツゴードンキが競りかける展開に。

直線に入ると内からレッツゴードンキが抜け出し、そのまま勝ち切るかと思ったところに大外からスマートオーディンが猛烈な末脚で一気に交わし去り11番人気ながら見事な勝利。

スマートオーディンは2年半の休養や転厩を経て昨年の6月に復帰、そこから重賞では2桁着順続きでしたが、今回のしびれるような末脚での勝利は完全復活と言ってもよいのではないでしょうか。

2016年のダービーでは6着に入った実力馬です。
ダノンシャンティの後継種牡馬となれるよう、ここからGI戦線にまた挑んでもらいたいです。

ちなみに、写真を整理していて気付きましたがパドックでミスターメロディの片側を引いていたのが次週デビュー予定の新人岩田望来騎手でした!
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父の岩田康誠騎手のようにいつかはダービーを獲れるような名ジョッキーになれよう、どんどん力を付けていってもらいたいですね。

撮影レポート

今回は久しぶりに7DMarkII+EF70-200mm F2.8 IS USMの組み合わせ。

阪神競馬場は撮影場所から馬との距離が近いためAPS-Cのカメラだとレンズの焦点距離は200mmでも個人的には十分だと思っています。
無理に焦点距離を伸ばすよりはその分レンズの性能を生かしてシャッター速度を上げたり、ISO感度を抑えたいですね。
最近使い始めたフルサイズの6DMarkIIの6.5/秒連写に比べて7DMarkIIは10/秒連写なので馬の動きをより細かく捉えられ、さらにAFの測距点が広いので安心感があります。

やはり7D MarkIIは今でも初心者の方に強くおすすめしたいカメラだと改めて思いました。
発売当時は20万円近くしたものの現在中古市場であれば7万円台から、新品でも10万円程度で買えるので非常にコスパの高いカメラだと思います。

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