レース回顧

平成最後の天皇賞。「平成の盾男」と言われた武豊騎手の騎乗が無いのは残念でしたが、菊花賞馬フィエールマン、悔しい2着が続くエタリオウ、長距離巧者のユーキャンスマイルが人気を分け合い、馬券的には非常に予想し甲斐のあるレースだったではないでしょうか。

レースはスタートから各馬様子をうかがう形のスローなペース。向こう正面あたりから加速をしはじめ、直線に向くと馬群の中からフィエールマン、そして外からグローリーヴェイズが並んで抜け出しを図る。

直線はこの2頭のマッチレースに。熾烈なたたき合いが続き、ゴールの直前でグッと伸びたのはルメール騎手鞍上のフィエールマンでした。

平成最後のGIもルメール騎手の好騎乗が光りましたね。
グローリーヴェイズの脚色も良く、0.1秒差ながら上がりタイムは上回っていたので、少しでも仕掛けのタイミングが遅ければ結果は変わっていたでしょう。
令和の時代に入ってもルメール騎手の活躍はまだまだ続きそうです。

撮影レポート

天皇賞春はゴール板付近の紫と白の花が象徴的なので、それを写真に収める狙いでゴール板を少し過ぎたあたりのスタンド下段付近を撮影場所に選びました。気付けば毎年この場所から撮影しています。

レンズは昨年新たに購入したEF400mmF5.6を使用。
7D MarkII(APS-C機)との組み合わせで焦点距離640mm(35mm換算)の超望遠撮影が可能となる組み合わせです。

昨年は70-200mm+1.4倍テレコンでしたので、焦点距離は448mm(35mm換算)。

現地で使ってみるとこの差は大きく、私の撮影ポイントからは非常に使い心地の良い焦点距離です。

今回のレースは最後の直線で、2頭のマッチレースになってくれたので撮影はしやすかったです。最後にルメール騎手のガッツポーズも撮影でき、満足な1日でした。

以下に最近おなじみとなってきた連続写真GIFを掲載しておきます。
京都競馬場撮影時のご参考にして頂ければと思います。

今回の使用機材

Twitterでフォローしよう