レース回顧
今年の秋華賞はなんといってもアーモンドアイが牝馬三冠を達成するかどうかが大きな注目ポイントでした。
そのアーモンドアイですが、スタートからゆっくりと下げて後方からじっくり足を溜める戦法。
逃げた川田騎手鞍上のミッキーチャームは前半1000m59.6秒の少し遅めかなというようなペースでレースを進めていきました。
正直このペースでこのままアーモンドアイが最後の直線まで動かなければ届かないのではないかと思いました。
そして4コーナーを回って直線、猛然と追ってくるアーモンドアイ。各馬追い込んできていましたがその中でもアーモンドアイの脚色だけ別次元のように感じました。
そしてゴール前で逃げ粘りを図ったミッキーチャームをきっちりと捉え、見事三冠を達成しました。
ルメール騎手は「今まで日本で乗った馬の中で一番強い」とコメントしています。
そのままの意味で捉えるとハーツクライやウオッカよりも強いということになりますが、今回のレースを見るとあながちリップサービスでもないようにも感じます。
次は牡馬を交えた大舞台でどのようなレースができるか。本当の戦いはこれからですね。
すでに名牝の箔は着きましたが、年度代表馬、そして顕彰馬へ。どんどん期待が膨らんできます。
撮影レポート
今回、フルサイズ一眼レフのEOS 6D Mark IIを初使用しました。
今までAPS-CのEOS 7D Mark IIを使用していたのですが、EF 400mm F5.6を購入したこともあり、競馬撮影において距離的にフルサイズが使用できる環境になったのと、発売後1年経ち価格も落ち着いてきたので購入に踏み切りました。
連射が10枚/秒から6.5枚/秒になったので騎手や馬の動きを良い形で捉えられるかどうかは少し運任せになるところはありますが、画質は確実に向上しました。
ちなみにフルサイズに400mmレンズを装着した画角がAPS-Cに250mmレンズを付けたのとほぼ同じ画角になります。
京都競馬場だと私がよく撮影するスタンドの1段目付近からでは正直もう少し長いレンズが欲しい気がしました。今回は持って行きませんでしたが、次回は1.4倍テレコンを使用して560mmF8レンズとして使用してみようと思います。AFがうまく追従してくれるかどうか少し不安はありますが。
また7DmkIIと6dmkIIの比較やAPS-Cとフルサイズの比較は別記事でもう少し詳細にまとめようかなと思っていますのでもうしばらお待ちください。