2018年の1歳馬募集から一口馬主を初め、今年2019年初めて出資馬達がデビューしました。
良い区切りですので、この辺りで一口馬主デビューから現在までを振り返っておきたいと思います。
キャロットへの入会チャレンジ
一口馬主デビューにあたり、もとはキャロットへの入会を希望していまして、新規入会チャレンジを試みたのですが人気どころを狙いすぎあえなく全落選。
その時に申し込んだ募集馬がこちら↓
ポロンナルワの17
ウィーミスフランキーの17
フェルミオンの17
パッシフローラの17
マラコスタムブラダの17
ジュモーの17
今見ると新規でよく行こうと思ったなと思えるラインナップ(笑)
そして1.5次募集では、
ストールンハートの17
ディメンティカタの17
イストワールの17
カラベルラティーナの17
…厳しかった。
ワラウカドへの入会
キャロットの馬に出資できず、来年再挑戦しようか…と思いながらの他のクラブを見ていたところ
ワラウカドという2017年に創設されたクラブを発見。
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上記の記事に書いた通り個人的に惹かれる点が多々あり、一口馬主デビューに「ワラウカド」を選びました。
最初に出資したのは3頭。
オールアイキャンセイイズワウの2017
ナンの2017
セルフプリザヴェーションの2017
現役時代の活躍をずっと見てきたキズナとゴールドシップの産駒に出資できるというのが決定打でしたね。
そして1ヶ月悩んでディープインパクト産駒のリズムオブライトの2017にも結局出資。
高額馬でしたが、募集時のコメントで池江調教師の「預からせてください」という言葉を読んで心が動きました
この時は後に転厩になってしまうとも知らず…。
広尾サラブレッド倶楽部への入会
その後、広尾サラブレッド倶楽部で良血のハーツクライ産駒(バートラムガーデンの2017)が追加募集されるということ聞き、4口まで無料出資できるクラブ特典に誘惑されて入会。2.38万円×4口=9.52万円が無料になるのは正直意味が分からないレベルでした。笑
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そして広尾独自のマイレージプランを活かすため、頭数・口数を20口まで増やしてマイレージグレードG2に。会費実質1000円+馬代2割引は大きい。
ノルマンディーとDMMバヌーシーにお試し出資
ノルマンディーにはスターズファンドという1万分の1口×3頭をセットとして出資できるものがあり、これの「みんな大好き芦毛チーム」に出資。数千円から出資できるのでノルマンディーの育成を体験してみたくお試し的な感覚で楽しんでいます。
これに加えてDMMバヌーシーでもシンハディーパの2017に出資。
セレクトセールで5000万円越えの高額馬ながら、1万分の1口なので引退までの維持費や会費も含めて1万円で出資できました。
今はバヌーシーも1/2000口からの出資になりましたが、動画の質などはかなり高く楽しませてもらっています。
キャロット再募集での入会に成功!
2018年の1次募集時にボーンシストで募集取り消しになっていたローズノーブルの2017が経過順調ということで2019年の5月ごろ再募集に。
どうやら新規、既存会員にかかわらず先着順ということで玉砕覚悟で郵送で出資&入会申し込みをしたところ、これがなんと出資確定!
まさか良血のロードカナロア産駒にこんな形で出資、そしてキャロットに入会できるとは思わず青天の霹靂状態でした。
馬名決定
一口馬主の楽しみの一つに馬名の命名というものがあります。
ワラウカドと広尾はともに募集した馬名を一旦クラブ側で数案に絞り、その中から出資者の投票により多数決で馬名が決定します。
キャロットは投票ではなく、クラブ単独で決定。
キャロットは間に合いませんでしたので、ワラウカドと広尾の馬名募集に参戦。
計6頭、もちろん馬名を考えるのは初めてなのでどういった馬名の由来が多いのかを参考にしつつ、各国の言葉から馬名に合いそうなものを精選。
造語も交えつつなんとか全ての出資馬に応募することができました。
そして発表の日、広尾の2頭は候補にも残らず…。ですが最終的に投票した馬名に決定したのでそれはそれで満足感はありました。
次にワラウカド。なんと4頭中2頭が候補に残りました。
ナンの2017とオールアイキャンセイイズワウの2017。
でも候補は7案あるのでその中から選ばれるのがまた狭き門。
運命の日。ナンの2017はあえなく落選してしまいましたが、オールアイキャンセイイズワウの2017の馬名が採用!
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しかも一番といってもいいほどデビューを楽しみにしていたキズナ産駒。
本当に最高の瞬間でした。
決まった出資馬の馬名一覧↓
・ワラウカド
オールアイキャンセイイズワウの2017→シェノン(命名)
リズムオブライトの2017→ゼノヴァース
ナンの2017→ナンナ
セルフプリザヴェーションの2017→セルフィー
・広尾サラブレッド倶楽部
バートラムガーデンの2017→プライムライン
クリヴィアの2017→グラニュエル
・キャロット
ローズノーブルの2017→ジュビリーヘッド
・DMMバヌーシー
シンハディーパの2017→シンハリング
出資馬デビュー戦
2019年7月28日、ついに出資馬の初のデビュー戦。
札幌芝1800m、鞍上ルメール騎手で2番人気。
期待感も相まって1週間ほど前からドキドキでした。
そしていよいよ発走!先団につけてそのまま直線へ!
このまま押し切れるかと思ったところ、ゴール直前で力尽きてしまい7着。
残念な気持ちももちろんありましたが、1年間成長を見守ってきた愛馬が無事にレースに出走して回ってきてくれたことの尊さを実感しました。
出資馬初勝利
2019年8月17日。キャロットでの初出資馬となったジュビリーヘッド。
出資から約3か月後に早くもデビューの日を迎えることとなりました。
デビュー戦はマイルあたりの距離かなと思っていたところ、まさかの小倉1200m。
まだ馬体に緩さを残していることもあり、スピード勝負の忙しい展開で大丈夫かなと持っていましたが、そんな心配を吹き飛ばす見事な逃げ切り勝ち!
ノーザン育成の凄さを感じた瞬間でもありました。
2019年総括
2018年は右も左も分からない状態からクラブへ入会し出資馬を選び、1歳馬の成長を見守りながら迎えた2019年。
出資馬8頭中7頭が2歳でデビュー、3頭勝ち上がりという素晴らしい活躍を見せてくれました。
ただ、プライムラインが新馬戦3着後に球節を痛めて半年感の戦線離脱を余儀なくされたこともあり改めてサラブレッドの繊細さを知ることとなりました。
怪我無くレースを走り切ってくれるだけでも本当に素晴らしいことだと思います。
プライムラインの回復、2020年の活躍を願っています。
出資馬のデビュー以外にも、ワラウカドのツアーで北海道に行き実際にクラブ会員の方とお話できたり、SNSを通じて様々な方と交流できたりと、人とのつながりを感じられることも一口馬主の大きな魅力だということが分かりました。
馬の出資代金、維持費、会費のほか現地応援に行くための交通費など費用はもちろんかかりますが、それ以上の満足感を得られています。本当に素晴らしい趣味に出会えました。
2020年の期待
やはり、クラシックへの挑戦です!
現時点で最も可能性がありそうなのはワラウカドのゼノヴァースでしょうか。
皐月賞と同舞台である中山芝2000mをルメール騎手を背に好タイムで2馬身半差の快勝。
あわよくばホープフルSにも出走できる状態でしたが、そこを見送って来年のクラシックを確実に目指すことを選んだ陣営の期待感もうかがえます。
皐月賞、そしてダービーへ。
枠入りする姿が目に浮かびます。(某代表風)
それでは出資馬の皆さん、来年はウィナーズサークルでお会いしましょう!
よいお年を!