レース回顧

今年の大阪杯は、昨年の有馬記念を勝利したブラストワンピースの他、ダービー馬ワグネリアン、マカヒキ、皐月賞馬エポカドーロ、アルアイン、マイルチャンピオンシップを制したステルヴィオなど、本当に豪華な面々が揃いました。

レースはエポカドーロがハナを切ると、キセキがそれをマークする形に。
直線に入るとキセキがそのまま粘り切りを図るが、それを内からアルアインが捉える。
さらにその内側からワグネリアンも伸びてくるが、これを抑えてアルアインが2年ぶりのGI制覇。

「展開は読みやすかったし、3番枠も良かった。行きっぷりも上々。ブリンカー装着も2回目で慣れたのか、いい位置でジッとしていることができた。仕掛けてからの反応も抜群。抜け出した後も馬の気分を害さないようステッキは入れなかった」

北村友一騎手コメント
北村友一騎手は、デビュー14年目にして悲願のGI制覇となりました。

撮影レポート

今回は昼頃に競馬場に着いたためラチ沿い最前列に行けず、地下通路を挟んだ場所からの撮影となりました。
その場所からだとAPS-C+200mmレンズでは少し焦点距離が不足するので、1.4倍のテレコンを付けて撮影。
数字だけでは分かり辛いかと思いますので、今回から実際に無編集の画像を繋ぎ合わせたGIFも載せていこうと思います。

見て頂くと私がどのようにカメラを振っているのかが良く分かって頂けるかと思います。

正直どの馬が勝つかこの段階では分からなかったので、早々に先頭から後方に向けて流して撮影しています。

ツイートにも書いていますが、最終的に先頭でエポカドーロを交わしたアルアインがそのまま勝ち切ったので、もう少し粘っていれば勝ち馬をアップで、ゼッケンまでしっかり撮影できていたのでは思います。

このあたりは何度競馬撮影を行っても難しいと思う部分です。
流して撮影することで後ろから猛烈な勢いで差してくる馬をたまたま撮れる場合もありますし。

勝ち馬を確実に撮りたい場合は朝早くから競馬場に行ってゴール板付近を確保することが大事ですね。
ただ、ラチが写り込んでしまうという難点はありますが…。

今回の使用機材