レース回顧
2019年の撮り初めは日経新春杯となりました。ちなみに競馬写真を撮り始めて8年ほどになりますが日経新春杯は初撮影です。
当日は好天に恵まれて1月にしては暖かい陽気に包まれていました。
1番人気に支持されたのはミルコ・デムーロ騎手鞍上のグローリーヴェイズ。
レースは前半1000mが58.3秒とややハイペースな流れに。そんな流れにもかかわらず3コーナーから武豊騎手鞍上のメイショウテッコンが一気に捲り4角先頭で直線に。
このまま押し切るのかと思われましたが、やはりハイペースがたたったのか後続もぐんぐん差を詰め、さらに馬群の中から1番人気のグローリーヴェイズがするすると抜け出し見事優勝を果たしました。
デムーロ騎手は有馬記念では残念な結果となってしまいましたが、年末のホープフルステークス優勝、東京大賞典優勝と着実に勢いを増してきていますね。打倒ルメール騎手に燃えているのかもしれません。
そしてシルクホースクラブの馬も絶好調ですね。アーモンドアイ、ブラストワンピース、今回のグローリーヴェイズ…。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
今年もシルクの馬には要注目です。
撮影レポート
今回の久々に大失敗といった感じの撮影でした。
まず返し馬の時には別の馬に気を取られて、勝ち馬のグローリーヴェイズにレンズを向けられたのが目の前を通り過ぎた後。
レース中も勝ち馬を全く撮影できず…。
天候が良かったので光を生かそうと4コーナーから撮影を行ったのですが、そのあたりではまだグローリーヴェイズが馬群の中にいたので撮影することができませんでした。
やはり4コーナーからの撮影は勝ち馬を狙うのであれば当然リスクがありますね。
その代わり外ラチが写真に写りこまず、背景も抜けて立体感のある写真が撮影できるので京都競馬場の中の撮影ポイントとしては最も気に入ってます。
有力馬が逃げ馬もしくは外枠に入った場合はこの場所からでも勝ち馬を狙えそうですので、そういった判断も重要だなということが今回学んだ点です。