蓋を開けてみればフェノーメノの2連覇となった天皇賞春。
単勝1.7倍に支持されたキズナは、直線いい脚を見せるも前を捉えきれず4着まで、2番人気のゴールドシップも最後は伸びきれませんでした。
勝ち馬のフェノーメノは馬群から抜け出すとそのまま見事な粘り切り。
昨年の怪我を乗り越え、ここを見据えて調整してきた陣営の努力を感じます。
同じくウインバリアシオンも完全復活と言っていいでしょう。
適正の差か今回は僅かに及びませんでしたが、力的に間違いなくGIを獲れる馬です。
中距離GIでキズナやジェンティルドンナとの対決が楽しみです。
そして3着のホッコーブレーヴは、休養を経て馬が変わったような印象を受けます。
次走以降も要注目です。