レース回顧
昨年の同レース優勝馬であり競馬を盛り上げてくれたキタサンブラックが引退し、混戦が予想された今年の天皇賞春。阪神大賞典3着から巻き返しを図るクリンチャーも、武豊騎手が騎乗停止中の為三浦皇成騎手騎乗に急遽変更となりました。競馬予想された方はかなり頭を悩ませたことだと思います。
レースは終始ゆったりとした流れでしたが、後半4コーナー付近から一気に各馬が動きました。そんな中、岩田騎手騎乗のレインボーラインが中団から馬群を割く様に内からするすると伸び、見事に差し切り勝ちを収めました。さすが岩田騎手という騎乗でした。
そしてレース後ですが、岩田騎手が馬を気遣うように馬上から降りました。その後馬運車がコースに到着し、そのまま場外へ運ばれて行きました。素人目に見てもレインボーラインは右前足をかばう様に歩いていたので非常に心配です。JRAの発表では右前肢跛行ということのようです。
本格化したレインボーラインの今後の走りに期待したいところでしたが、まずは無事に回復できることを祈っています。最悪ここで引退となってしまっても、天皇賞馬としての箔が付くので種牡馬としての活躍も期待できます。何より無事にまた元気な姿を見せて欲しいです。
撮影レポート
今回もレンズは前回に引き続きシグマの「APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」を使用しました。
さらに今回はスタンドからの撮影だったので距離を伸ばすため「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」を付け、焦点距離420mmで撮影を行いました。以前は200mm+1.4テレコンの280mmで撮影していたので少し距離が足りずトリミングで補完していましたが、この焦点距離ならほぼジャストですね。その分枠を外せない緊張感はありましたが…。
そしてAF追従の遅さはやはり結構ストレスが溜まります。ピントが合えば非常にキレのある写りをしてくれるのですが、一度ピントを外すとなかなか戻ってこず。今回は使える写真が全体の3分の1もなかったように思います。
次回どのレースを撮影しに行くかはまだ未定ですが、レンズは悩みどころですね。阪神の場合は今まで通りラチ沿いから「EF 70-200mm F2.8L IS II USM」を使用すると思いますが、京都はスタンドから400mmが非常にしっくりきたので今後レンズの追加、買い換え等も視野に入れていきたいと思います。