レース回顧
今年の神戸新聞杯は皐月賞馬エポカドーロ、ダービー馬ワグネリアンが揃って出走するという豪華なメンバー構成となりました。
しかしワグネリアン主戦騎手の福永騎手が先週の落馬による負傷で乗れず、藤岡康太騎手が代打騎乗となりました。
このことが懸念されてかオッズも両者が分け合い、最終的には僅かの差でエポカドーロが1番人気となりました。
レースは発走直後にその1番人気のエポカドーロが躓き出遅れるというまさかの展開に。
ワグネリアンは中団でじっと控える形の競馬。
そして前半1000m61.9と遅い流れとなり、もしかすると後ろが届かないのではないかとスタンドはざわざわしていました。
しかしやはりダービー馬、直線で粘りこみを図るメイショウテッコンを見事にとらえ、神戸新聞杯を制しました。
2着にはさらに後方から上がり最速で追い込んできたエタリオウが入りました。
それにしてもエタリオウはなかなか勝ち切れませんね。これで5度目の2着。そして勝利は未勝利戦のみ。
シルバーコレクターと言われつつありますが、あの末脚を見るとどこかで一発大きいレースを取りそうな予感はします。
気になるワグネリアンの次走ですが、なんと菊花賞ではなく天皇賞秋に向かうそうです。
古馬とどこまで戦えるのか見ものですね。
となると菊花賞はエタリオウとブラストワンピースの一騎打ちか。それとも伏兵にチャンスがあるのでしょうか。
撮影レポート
今回は直線でどの馬を狙うか本当に迷いました。
前方の馬の脚色が良かったので後ろのワグネリアンやエポカドーロは届かないのではないかという思いと、
それでもやっぱりここから加速すれば届くんじゃないかという思いが交錯して
ブレや斜め向き、真ん中に収まっていない写真を量産してしまいました。
こちらに載せている写真も傾き補正とトリミングを行ったものです。
結局は単純にレース前から撮りたかったワグネリアンとエポカドーロを中心に狙い、ワグネリアンが勝ってくれてほっとしました。
実はメイショウテッコンの写真が全然撮れておらず、もし粘り切っていれば勝ち馬の写真無しというかなり残念な結果になっているところでした…。
来月は秋華賞もしくは菊花賞に参戦予定です。
6月に宝塚記念で一度仮使用してみましたが、本来京都競馬場用に買ったEF400mmF5.6でどんな写真が撮れるのか今から楽しみです。