レース回顧
ダートの祭典JBCが今年初の中央競馬開催ということで楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。
そんなJBC競争の第一戦目となるJBCスプリントですが、武豊騎手鞍上のマテラスカイが1番人気の2.0倍に支持されていました。
スタート直後からマテラスカイは得意の逃げを決め、同馬にとっては最高の流れで直線に差し掛かりました。
しかし、4番手を追走していたルメール騎手鞍上のグレイスフルリープがぐいぐい追い詰め、ゴール板直前で逆転の差し切り勝ちを収めました。
これでルメール騎手は秋華賞、菊花賞、天皇賞、JBCスプリントと4週連続GI勝利の快挙です。
ここまでくると運の一言では片づけられませんね、日本の競馬をどんどん自分のものにしているように感じます。
今回のレースも仕掛けるタイミングが抜群でした。
エリザベス女王杯はノームコアに騎乗し、5週連続のGI勝利が期待されます。
撮影レポート
中央競馬ではダートの撮影をほとんどしておらず、競馬場についてから撮影場所を探すのに苦労しました。
結局JBCスプリントではスタンドから4コーナーを狙うことにし、APS-Cセンサーの7DMarkIIに400mmレンズ+1.4倍テレコンという私が持っている機材で最大の望遠撮影を行いました。
個人的な予想ではマテラスカイがそのまま逃げ切り勝ちを決めるのではないかと思っていたため、マテラスカイを中心に撮影を行いましたが、結局グレイスフルリープに差し切られてしまいましたね…。
勝ち馬の写真があまり撮れず失敗でした。
というかそれ以上に、400mmF5.6+1.4倍テレコンを用いるとAF測距点が中央のみになってしまうので、4コーナーからの構図が微妙な感じになってしまったのが一番の反省点です。ついでにピントもぼやけていてボロボロです…。
中央のダートレースで4コーナーの写真を綺麗に撮ろうと思うと、APS-Cセンサーのカメラでも600mm程度の超望遠レンズが欲しいですね。
もし挑戦してみたい方がいらっしゃれば参考にしてみてください。